新宿御苑の庭園|風景式庭園・ 整形式庭園・日本庭園・玉藻池

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新宿御苑は、その広い敷地の中に4つの庭園があります。

イギリス式の風景式庭園、フランス式の整形式庭園、日本式の日本庭園と玉藻池です。

ヨーロッパや日本の伝統的な庭園様式を取り入れた広い庭園で、どの庭園もとても見応えがあります。

今回は、新宿御苑の庭園について紹介したいと思います。

目次

新宿御苑の庭園|風景式庭園・ 整形式庭園・日本庭園・玉藻池

新宿御苑の庭園|風景式庭園・ 整形式庭園・日本庭園・玉藻池

新宿御苑には、3つの形式の庭園があります。

風景式庭園・整形式庭園・日本庭園です。

風景式庭園は、イギリス式庭園とも呼ばれ、自然の景観美を追求した庭園です。

整形式庭園は、フランス式庭園とも呼ばれ、軸線を中心に左右対称で幾何学的な模様を特徴とした庭園です。

整形式庭園は、17世紀から18世紀にかけてフランスで発達した庭園様式で、ベルサイユ宮殿の庭園が代表的です。

日本庭園は、日本の代表的な庭園で、和風庭園とも言われています。

池を中心に、その土地の起伏を活かす小さな山を築き、庭石や草木を植え、四季折々の自然を鑑賞できるようにした庭園様式です。

新宿御苑の風景式庭園|自然の景観美を追求した庭園

新宿御苑の風景式庭園|自然の景観美を追求した庭園

新宿御苑の風景式庭園は、大木戸門から入って近くの東エリアに広がっています。

風景式庭園は、自然の景観美を追求した庭園です。

広い芝生の周りには、背の高い木がたくさん植えられています。

沢山の木々は緩やかな曲線を描き、自然に生えているような雰囲気で植えられています。

大きな木の人には木陰ができており、そこでピクニックを楽しんだり、昼寝をしている人たちがたくさんいました。

新宿御苑の風景式庭園|自然の景観美を追求した庭園

広い風景式庭園からは、NTTドコモ代々木ビルがよく見えます。

鉛筆のように先が尖った白い建物が、NTTドコモ代々木ビルです。

空までそびえ立ちようなNTTドコモ代々木ビルを背景に広がる広い風景式庭園は、まるでヨーロッパの庭園かのような雰囲気を感じさせる、非常に優雅な景色となっています。

新宿御苑の風景式庭園|シンボル・ツリー「ユリノキ」

新宿御苑の風景式庭園|シンボル・ツリー「ユリノキ」

風景式庭園の中で一際目を引くのは、この大きな木です。

こちらは、新宿御苑のシンボル・ツリーとも言われている「ユリノキ」です。

新宿御苑の風景式庭園|シンボル・ツリー「ユリノキ」

遠くから見ると一本の木に見えますが、近くから見ると木が3本あることが分かると思います。

この一本の幹の周りは約5メートル、木の中で一番高いものは高さが約35メートルもあります。

風景式庭園のどこからでも、この大きな「ユリノキ」を見ることができます。

新宿御苑の整形式庭園|左右対称で幾何学的模様を特徴とした庭園

新宿御苑の整形式庭園|左右対称で幾何学的模様を特徴とした庭園

大木戸門から入り、風景式庭園を通り過ぎ、更に正門の方へ向かうと、整形式庭園があります。

整形式庭園はフランス式庭園とも呼ばれ、左右対称で幾何学的模様を特徴とした庭園です。

庭園の中央には110種類・約500株の花が咲き誇るバラ花壇があります。

そのバラ花壇を中心に、左右対称に約160本のプラタナスが植えられています。

バラの見頃は春と秋です。

春は5月中旬から6月初旬、秋は10月下旬から11月上旬に、色とりどりのバラが咲き誇ります。

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新宿御苑の整形式庭園|プラタナス並木

新宿御苑の整形式庭園|プラタナス並木

整形式庭園のバラ花壇の周りには、プラタナス並木があります。

プラタナスは160本ほど植えられており、8列に並んでいます。

プラタナス並木の前にはたくさんのベンチが並んでいます。

一列に並んだプラタナスで日陰ができており、ベンチで涼しく休むこともできます。

まっすぐに伸びた道の両端に、ずらりと並ぶプラタナス並木は、非常に見応えがあります。

新宿御苑の日本庭園|池の周囲を回遊しながら観賞する池泉回遊式庭園

新宿御苑の日本庭園|池の周囲を回遊しながら観賞する池泉回遊式庭園

千駄ヶ谷門から入り、少し歩いて西エリアに行くと、日本庭園があります。

こちらは、池の周囲を回遊しながら鑑賞できるように作られた池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園です。

自然の風景を凝縮したような造りになっており・山・川・庭などがある庭園です。

江戸時代に発達した日本庭園の様式で、園内の順路に沿って歩きながら鑑賞するように造られています。

新宿御苑の日本庭園|池の周囲を回遊しながら観賞する池泉回遊式庭園

池の周りには橋や小道があり、木や花などが自然な感じで植えられています。

小さな山を登ると茶室もあり、茶室から日本庭園を眺めることもできます。

11月になると、この日本庭園で、皇室ゆかりの菊花壇展が開催されます。

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新宿御苑の日本庭園|2つの茶室「翔天亭」と「楽羽亭」

新宿御苑の日本庭園|2つの茶室「翔天亭」と「楽羽亭」

新宿御苑の日本庭園には、2つの茶室があります。

「翔天亭」と「楽羽亭」です。

こちらは、旧御凉亭の近くにある茶室「 翔天亭 」です。

「翔天亭」では、飲み物等をいただくことができます。

新宿御苑の日本庭園|2つの茶室「翔天亭」と「楽羽亭」

茶室の前には、日本庭園を眺めながら休憩できるよう、ベンチも置かれています。

新宿御苑の日本庭園|2つの茶室「翔天亭」と「楽羽亭」

茶室「 翔天亭 」では、抹茶をいただくことができます。

日本庭園を眺めながらいただく抹茶は、格別です。

新宿御苑の玉藻池|江戸時代の内藤家の屋敷跡に作られた庭園

新宿御苑の玉藻池|江戸時代の内藤家の屋敷跡に作られた庭園

大木戸門から入り、東エリアにある大木戸門休憩所を抜けると、そこには玉藻池があります。

玉藻池の読み方は「たまもいけ」です。

玉藻池は、江戸時代の内藤家の屋敷跡に作られた庭園です。

現在の玉藻池は、江戸時代に内藤家の庭園として作られた「玉川園」の一部です。

庭園は少し起伏のある造りとなっており、所々に松の木や小さな植木が植えられています。

池には橋が架かっており、その橋を渡って更に奥に進むことができます。

池ではのんびりと泳いでいるカモを見ることもできました。

新宿御苑の玉藻池|江戸時代の内藤家の屋敷跡に作られた庭園

橋を渡って更に進むと、木でできた橋と階段があります。

こちらの階段を登り、山の中を少し進むと、整形式庭園へとつながっています。

新宿御苑の庭園|まとめ

いかがでしたでしょうか?

新宿御苑には3つの形式の庭園があります。

そして庭園は4つあります。

どの庭園も、ヨーロッパや日本の伝統を受け継いだ、広くて素晴らしい庭園です。

庭園はとても広く、それぞれが離れた場所にあるため、庭園を見て回るだけでもそれなりの距離があります。

新宿御苑の中をゆっくりと散歩しながら色々な庭園を見て回るのは、非常におすすめです。

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