新宿御苑は、東京都新宿区と渋谷区にまたがる大きな公園です。
公園の中には、風景式庭園・整形式庭園・日本庭園と、3の形式の大きな庭園があります。
その中の一つ、整形式庭園には、バラ園があります。
今回は、新宿御苑の整形式庭園にある、バラ園を紹介したいと思います。
新宿御苑のバラ園

整形式庭園は、フランスのヴェルサイユ宮殿を代表とする、左右対称・幾何学的な模様を持つ庭園です。
綺麗に整備された整形式庭園のバラ園には、約110種類、500株のバラが植えられています。
新宿御苑のバラの見頃

新宿御苑のバラの見頃は、春と秋です。
春は5月上旬から5月下旬頃が、秋は10月中旬から11月上旬頃がバラの見頃と言われています。
バラには様々な種類があり、年に2回以上咲くバラもありますが、春に1回だけしか咲かないバラもあります。
バラ園に植えられているバラの種類によっては、秋にバラを見に行っても、少ししか花が咲いていない場合があります。
でも、新宿御苑に関しては心配はありません。
秋になっても、たくさんのバラが咲き誇りますので、見応えは十分にあります。
新宿御苑のバラ園の場所

新宿御苑のバラ園は、新宿御苑の東エリア、大木戸門と千駄ヶ谷門の真ん中あたりにある、整形式庭園の中にあります。
バラ園は、新宿門の反対側にありますので、新宿門から入ると少し遠く感じると思います。
東エリアには、自然豊かな風景式庭園が広がっており、その奥に見えるのが整形式庭園です。
新宿御苑のバラ園の特徴1|薔薇の花の量が多い

新宿御苑のバラ園の特徴は、何といってもバラの花の量が多いことです。
整形式庭園は、2つのバラ花壇に分かれていて、かなり大きな花壇となっています。
その花壇の周り一面に、バラが敷き詰められているように咲いています。
非常にバラの量が多いので、ひとつひとつ丁寧に見ていくと、30分以上かかってしまうかもしれません。
新宿御苑のバラ園の特徴2|薔薇の花の種類が多い

新宿御苑のバラ園には、非常にたくさんの種類のバラがあります。
バラの種類は約110種類で、赤・ピンク・黄色・白・オレンジ・紫など、カラフルなバラがたくさん咲きます。
バラには一つ一つ名前が付いており、バラの種類の多さには圧倒されます。

新宿御苑のバラ園の特徴3|薔薇の花が綺麗で近くから見られる

新宿御苑のバラは、花壇の中に植えられています。
花壇の周りは背の低い植木が植えられているので、花壇の中に入ってバラを見ることはできません。
でも、花壇の周りに柵はありませんので、多くのバラは、近くで見たり香りを楽しんだりすることができます。
そして、バラの花一つ一つを見ても、とても綺麗に咲いています。
見頃の時期が過ぎ、少し枯れてしまってるような花もありますが、バラの季節に見に行くと、多くのバラがきれいな状態でたくさん咲いているのを見ることができます。
新宿御苑のバラ園の特徴4|薔薇の花の背景が綺麗

新宿御苑のバラは、きれいに整備された整形式庭園の中のバラ花壇に咲いています。
周りの景色がとても綺麗なため、花の写真を撮っても、背景までとてもきれいに映ります。
新宿御苑のバラ園の特徴5|バラ園以外にも見どころ満載

新宿御苑には、バラ園以外にも見どころがたくさんあります。
整形式庭園を含め、風景式庭園、日本庭園と、庭園は3つあります。
また、池のある日本風の庭園もあります。
他にも、歴史的建造物や温室などを、見るところはたくさんあります。
新宿御苑は有料の施設のため、バラを見るだけに来るには少し高いような気もしますが、新宿御苑自体がとても広くて美しいところばかりなので、1日過ごしても飽きることはないと思います。
新宿御苑のバラ園|まとめ
いかがでしたでしょうか?
新宿御苑のバラ園は、整形式庭園のバラ花壇にあります。
バラの見頃は春と秋です。
バラのシーズンになると、バラ園はバラの花でいっぱいになります。
種類も豊富でバラの量も多く、秋でも多くのバラが咲いているような状態です。
美しい庭園に咲き誇る大輪のバラは、一見の価値があると思います。
春と秋になったら、ぜひ新宿御苑のバラ園で、美しい薔薇を堪能してみてください。
